ヘップバーンカット(1950年代)

当時の映画の影響とは現代では考えられない程に大きく、1954年春に公開された「ローマの休日」「麗しのサブリナ」の影響で、1954年の夏に日本中の女性たちの間で大流行した髪型。
当時髪を短く切ることはかなり勇気が必要だったみたいにもかかわらず。
フロントは 毛先を揃えた短いストレートバングにし、サイドの毛はバックのほうにぴったりと流し、 バックはえり足いっぱいにカットするスタイル。 オードリーヘップバーンの髪型を真似た事からヘップバーンカットと呼ばれる。



 ローマの休日




麗しのサブリナ






















ヘアスタイル/点と線








ただ、一般の女性たちには長くは続かず、同じく1954年の冬くらいから「髪の毛を伸ばす」女性が増えていった、らしいです。
ショートカットは手入れが楽といえば楽ですが、美しさを維持するのには当時まだ習慣がなかったこまめなヘアカットが必要でしたし、男性には不評だったみたいなので、、、。






ただ、継続してショート派ももちろん多くて当時のモデルさんなどはほとんどショートでした。次々と新しいファッションが生まれ、中性的モードスタイルの流行が見られたのもこの時代です。






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